逆襲のタヌ神

逆襲のタヌ神

知識完全ゼロからビットコインをはじめとする仮想通貨/暗号通貨に手を出し色々なものを失いながら世の中に逆襲していくクソブログ

ポエムの向こう側~COMSAとICO~前編

ご無沙汰しています。

ワシレベルの月間500万PVを誇るアルファブロガー10万人に影響を与えるインフルエンサーなキャラになると、はてなブログ様から「ブログを更新しろ」と催促されてしまいますね hahaha 

 

暗号通貨ブロガーが多数出現してきた今!まさに戦国時代!このままではまずい!

とは思わず適当に更新していきます。

 

 

さて、この画像ですが100年以上前に書かれた2000年の消防士の姿だそうです。

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当時の人々が夢見た世界が見事に描かれていますね。空飛ぶ人とか。

 

ワシもガキの頃は、21世紀になれば空飛ぶ車飛び交い、全ての電車はリニアモーターカーになり、家事や雑務はロボットがなんでもやってくれるような世界が将来やってくるんだろう、と適当に思っていました。

 

今でもガキの頃に想像した世界が一歩ずつ近づいているのを感じます。が。

 

現実では子供の頃より少し広くなった道路を燃費を気にしながら運転し、地方の線路は相次いで廃線となり、嫁に皿を洗いを命令されています。少し期待が過ぎたようです。

 

 

今では昨今のポエム系ICOブームを見ているとそういうのを思い起こします。

 

『スマートコントラクトでなんでもできるようになるぜ hahahaha』

 

みたいな煽りから始まり、適当なトークンを発行し、ペラッペラのホワイトペーパーをウェブサイトに載せ、数分間で数億円の資金調達を行い、ハックされて資金流出したり、開発なんてそもそもしないでバカンスに出かけたり、大風呂敷広げて何もできなかったり。。。

 

煽る方も煽る煽る。NP民の記事なんかを読んでいるともうそれはそれはポエムにポエムを重ねたポエムだらけでとても面白いです。じゃぁそれ、どうやるの?というと、誰も答えられません。

 

あまりにもポエムに食傷気味となった結果、

実業を兼ね備えたICOプロジェクトとなるECOBITに期待をしたものの、ICO終了後にScam疑惑濃厚となってきてこのままでは土下座することになりかねない

 

その辺りはこの動画を参考にしてください

www.youtube.com

(声が死ぬほど聞き取りにくいですが雰囲気で聞いてください)

(無駄に長いので死ぬほど暇だったら聞いてください)

 

 

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と、前置きはこの程度にして、最近では4周ぐらい回ってICOが注目されています。

 

 

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VALUの影響もあってか、ようやくトークンによる資金調達がスーツ系意識高い層で注目されておりアルファ系の人々がしきりに話題にしてくれているようです。

 

前述の通り、暗号通貨界隈の皆さまに置かれましてはもうICOにある程度 食傷気味になっている人も多いと思いますが、金融系の方々にはまだまだ斬新に映るようです。

ICOで配布されたトークンはどんなポエムクソトークンでも概ね高騰するので、参加して儲かればいい、と割り切って参加する人も多いでしょう。

 

 

ICOでは頭に入れておいた方が良い前提知識がいくつかありますし懸念事項も多い。

人も増えたので忘れがちな事をちょっとメモっておきます。

 

 

1.RAREPEPEとそれ程変わりはない

 

ダメなサイトのICOの説明で大体説明されているのが

ETHICOを行ってその時の価格から〇倍になった!っていうやつです。

ETHはイーサリアムを用いたプロジェクト全ての基軸通貨になります。NEMで言えばXEM、カウンターパーティーでいえばXCPなど、トークン発行が可能なプラットフォームの通貨です。

 

 

一方でGNOやらGNTやらMGOやら、そういうICOで大量に資金を集めたトークンはイーサリアムトークンに過ぎません。RAREPEPEのカードやメモリーチェーンのカードと同じ仕組みです。弊ブログのGODTANUトークンも同じ。ECOBITもNEMトークン。

最近ICO ICO と騒がれているものは殆どトークンのICOなのです。

 

例えるなら、イーサリアムが過去に行ったICOは『土地の販売』

トークンのICOはその土地の上の『建物の販売』です。ビルだったのか、一戸建てだったのか、ハリボテだったのか、結果はまだ見えてきていないのが現状です(たぶん9割ハリボテ)

※土地だけは確実に高騰しています。

 

 

2.単に資金を集める手段ではない

 

ICOの主な目的は資金調達です。スーツ系の人々はそこしか注目していません。「〇〇億円集まった」という事実さえあればよいのでしょう。

 

が、何にお金が集まったのかよく考えてみれば、それはトークンにお金が集まったのであって、トークンに用途や権利などの価値がついてこなければただの募金です。

緑の羽根募金、赤い羽根共同募金と同じ「買った証拠」にしかなりません。

 

トークンは販売後から真価が問われるのです。

 

 

 

3.非中央集権ではない

 

ビットコイナーの思想とはかけ離れているのがトークンの世界です。ブロックチェーン技術によって価値の移転に関しては非中央集権で自由に行えるのですが、トークンには必ず発行元がいますトークンを生かすも殺すも発行元の努力に依存します。

 

 

最近こういうポストが話題になっていましたが、

「VALU」やめました やめるのは、とても大変でした (1/6) - ITmedia NEWS

これのプロジェクト版、企業版、みたいな事が起きる可能性はあります。トークンは一度発行したら企業が責任を持ち、コケたら責任は保有者側にのしかかります。実際、今までにクズになったトークンも沢山あります。最初から詐欺目的のトークンもあるでしょう。(ノーモアエコビー)

  

 

4.ポエムが金になっている

 

 

繰り返しになりますが、実現方法が無いのにもかかわらず「スマートコントラクト」というマジックワードで壮大なプロジェクトを掲げて実現方法を明記せず金を集める輩が跋扈しています。

 

情報商材にも通ずるものがありますが、実体がないものは評価しにくい。暗号通貨なんぞはさらに実体がみえにくいのでなおさら。

 

こういうのは詐欺(SCAM)になりやすいし、詐欺をやりやすいです。

 

 

5.うさん臭い奴ばかりICOしてる

 

まさにエコビーです。

 

 

 

 

 

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数え上げればきりがないのですけれども、ICOにはたくさん課題がありますし詐欺も多い。今までのICOはポエムばかりでトークンの革新性にも行き着かないものが多い。

 

なにより、実業が無いポエムトークンにはもうスキャみしか感じられなくなっていてもうICOはオワコンまっしぐらだと思っていました。

 

特にイーサリアム系プラットフォーム上のプログラム的なプロジェクトにはポエム全開のモノが多くほとほと愛想が尽きました。

 

せめてものポエみが少ない、実際に農業を行って実業があると思われたECOBITもクソ怪しい展開を見せ絶望していました。

 

 

 

 

そんな時、こやつが現れたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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実ビジネスのブロックチェーン導入を支援する衝撃!!!!!!!!

 

  

 

 

 

 

 

中編に続く