逆襲のタヌ神

逆襲のタヌ神

知識完全ゼロからビットコインをはじめとする仮想通貨/暗号通貨に手を出し色々なものを失いながら世の中に逆襲していくクソブログ

自称専門家達のノイズ

ワイドショーに出てくるような、どうでもいいコメンテーターを見るのはうんざりする。

 

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前回書いた

godtanu.hateblo.jp

 

このポストでNEMに関して懸念しているのは

>まるでNEMのセキュリティに問題があったかのような報道も繰り返されると思う。

と書いた。

 

しかし予想とは異なりCoincheckの管理体制などを指摘する報道の方が多かった。中には頓珍漢な事を書くメディアもあったが、多数のメディアはNEMのセキュリティには問題がなく、取引所の問題点を指摘した。これはとても嬉しい誤算だった。

Mt.GOX事件から数年たって各メディアの中にも詳しく調べて報道する人も増えたのだろう。

 

また、変な報道があればNEMを応援している人や暗号通貨に詳しい人達が正しい指摘をしてくれたり、訂正してくれた事も大きい。

 

そんな中、一つの悲しい出来事があった。

 

インチェックの会見をみて

「記者たちは何も知らないくせに」

「マルチシグって言えば良いと思ってんのかw」

「勉強もしていないひどい記者だな!」

などとほざいていたような

 

有識者や自称専門家、古参と言われる暗号通貨民こそがNEMに関して頓珍漢な事ばかりコメントしているのだ。

 

 

大半の人は、よくわからないことを断言されると「ああ、そうなんだろうなぁ」と感じてしまう。

 

世間的な識者と言われる人は、もう言及を避けたいレベルの意味不明なコメントを「それっぽく」言う。こういう輩は単語を間違える傾向があるので見分けやすい。

まぁこの辺の層のコメントは、だれでもニワカだとわかるので許せる(許せない)。

 

それよりも深刻だったのが、界隈で有名()だったり影響力()がありそうな面子までアレなのが露呈した事だ。

 

一番笑ったのが、不正送金の犯人のアカウントにペイントボール的なモザイクを送付した対応に

「トラッキングとか暗号通貨としてありえない」

NEMはFungibilityがない通貨だ」

NEMプロトコルでこのようなことができてしまうので危険」

などと、トラッキングすることを問題だと話題にしていた件だ。 

 

 

 

ブロックチェーンを何だと思ってるのかw

 

そもそも世界中の誰もが参照できるのがブロックチェーンだろ。と。

 

 

 

今回のケースでは盗まれたアカウントに色付けをして見やすくしただけであり、そのモザイクにプロトコル上、送金をロックする仕組みなどない。ブロックチェーン上でわかりやすくした施策だ。このモザイクはあくまでも目印であって、明らかに盗まれているXEMの流出や犯罪者の出口を塞ぐための、犯人特定協力への1つの手段に過ぎない

BTCなどと違い、主要な取引所が限られていて、かつ流動性も低いNEMはこれでかなり換金しにくくなったはずだし、各取引所にもNEM財団が犯人特定への協力申請などの連絡を入れているようだ。

しかし、犯人が下手をうって特定されるかどうかはわからない。

 

ただ、何もしないよりマシである。

この対応だけで全て解決するわけではない。そんなことは当事者たちが一番わかっている。そもそも捕まえるのは警察の担当だろ、と。

 

それを

「そんなことができるNEMなんて危ない」

という論調で偉そうにコメントをしていたゴミインフルエンサーがいた。

 

本質を理解できないのだろうか?

 

NEMについて語る野次馬コメンテーターの自称専門家や有識者や古参暗号通貨民はNEMのウォレットすら持ってないし日頃から興味を持っていないし知る気もない、本当の野次馬なので

まともに相手にするだけ無駄である。

 

また、何年もアンチNEM活動を続ける人間いる。大体ニートの類で暇なのだろう。

そしてそういう輩は大抵ニワカだ。あと、価値観を押し付けるビットコインマキシマリスト系の声もでかい。この面子はそもそもビットコイン以外情弱なのだが、いつも偉そうに他のプロジェクトをDisるのが仕事だ。

炎上商法でしか相手にしてもらえない者も多い。

 

正直、クソどうでもいい。

何をやろうがケチをつけるのが目的なので、どのような事をしようが決して褒めることはない。そして、なぜか同調圧力をかけたがる。

 

そもそも

ビットコインのポリシーを全部のオルトコインに押し付けるのはもうやめてもらいたいし

それはビットコインでやってればいいだけなのになぜか口を出す

 

 

仮に、ハードフォークして残高をいじろうものならこれ見よがしに叩いてくるだろうが、しかしそういう輩に限ってETCではなくETHを高評価していたりする。

論理矛盾しているのだが、それでも問題ないのがマキシマリストの特徴だ。

ここぞとばかりに活き活きと「PoIの欠点」を語りだす者もいる。 

 餅は餅屋。 本当にNEMの事が知りたかったり議論をしたければNEMコミュニティにこればいい。会話をして気に入らなければ近寄らなければいいだろう。

とはいえ、そういう人は論破するのが目的なのでろくに会話にならないだろうが。

  

未成熟な暗号通貨コミュニティなので、ゴミインフルエンサーにしろ、自称有識者にしろ、先に手を出したもん勝ち、先に言い出したもん勝ちの所がある。

 

一方で、本当に思慮深い人も暗号通貨に興味を抱きはじめており、そういう人たちのコメントは本当に鋭い。そして柔軟だったりする。時々単語を間違える点は目をつぶって読んでみると良い。学びもあるだろう。

 

兎にも角にも、このブログを読んでくれる人は、自称専門家たちのフェイクやノイズには惑わされず、かといって、自分に都合のいい情報だけを耳に入れるわけでもなく、『自分の言葉』で暗号通貨を語れるポエマーになって欲しい。